【看護必要度】「人工呼吸器の管理」「特殊な治療法等」2024年改定

病室の設備

看護必要度「人工呼吸器の管理」を評価する

項目の定義

人工呼吸器の管理は、人工換気が必要な患者に対して、人工呼吸器を使用し、その装着状態・換気状況・機器作動確認などを看護職員が管理している場合に評価する項目である。

判断基準

  • なし:人工呼吸器を使用・管理していない場合

  • あり:人工呼吸器を使用し管理している場合

留意点

  • 人工呼吸器の種類や設定内容は問わない。

  • 気道確保の方法(挿管・気管切開など)も評価には影響しない。

  • 看護師等が日常的に装着状態・換気状況・機器作動を確認し、管理していることが必須。

  • 医師の指示に基づいて実施されている必要がある。

  • NPPV(非侵襲的陽圧換気)や高流量鼻カニュラ(HFNC)も含めて評価対象となる。

確認ポイント

  • 医師の指示があるか

  • 看護師等が実際に管理を行っているか

  • 装着・換気状況・機器作動の確認が日常的に記録されているか

看護必要度「特殊な治療法等」を評価する

項目の定義

特殊な治療法等は、以下の高度かつ侵襲的な循環補助・呼吸補助・透析治療を実施した場合に評価する項目である。

判断基準

  • なし:特殊な治療法等を実施していない場合

  • あり:特殊な治療法等のいずれかを実施している場合

評価対象となる治療法(2024年改定時点)

  1. CHDF(持続的血液濾過透析)

  2. IABP(大動脈バルーンパンピング)

  3. PCPS(経皮的心肺補助法)

  4. 補助人工心臓(VAD等)

  5. ICP(頭蓋内圧)測定

  6. ECMO(体外式膜型人工肺)

留意点

  • 上記6つのいずれかを行っていれば「あり」と評価する。

  • 複数同時に実施していても評価は「あり」で一律。

  • 実施していなければすべて「なし」。

まとめ

  • 人工呼吸器の管理は、人工換気を要する患者に対して人工呼吸器を使用し、看護師等が日常的に管理を行っている場合に「あり」となる。NPPVやHFNCも含まれる。

  • 特殊な治療法等は、CHDF・IABP・PCPS・補助人工心臓・ICP測定・ECMOの6種類が対象で、いずれかを実施すれば「あり」となる。

両項目ともICU・HCUにおいて重症度を適切に反映するために設けられている。評価の際には、管理・実施の有無を明確にし、記録と整合性を取ることが重要である。

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