目次
看護必要度B項目「起き上がり」を評価する
項目の定義
「起き上がり」とは、仰臥位から上半身を起こす動作が、自力で可能かどうか を評価する項目である。
評価にあたっては、ベッド柵・サイドレール・バー・ひもなどに掴まる場合も「自力」とみなす。
選択肢の判断基準
できる
介助を受けずに自力で起き上がれる場合。ベッド柵・サイドレールなどに掴まって起き上がる場合も含む。できない
起き上がりに何らかの介助を要する場合。途中まで可能でも、最終的に介助が必要であれば「できない」とする。
判断に際しての留意点
電動ベッドを自分で操作し、時間をかけても起き上がれる場合は「できる」とする。
補助具や環境調整(ベッド柵を設置する、位置を変えるなど)の準備は「介助」には含まれない。
評価の対象は「仰臥位から上体を起こす動作」であり、寝返りや座位保持は含めない。
➡ まとめ:「自力でできるか否か」で評価し、補助具の利用は自立の範囲に含まれる。
看護必要度B項目「座位保持」を評価する
項目の定義
「座位保持」とは、上体を起こした状態を維持できるか を評価する項目である。
ここでいう座位は、ベッド・椅子・車椅子などでの「上体を起こした姿勢」を指す。
選択肢の判断基準
できる
支えなしで座位を保持できる場合。支えがあればできる
背もたれ・肘掛け・自身の手などの支えがあれば保持できる場合。できない
支えや固定具(ベルトなど)を用いても座位が保持できない場合。
判断に際しての留意点
「支え」には、椅子・車椅子・ベッドの背もたれ、自身の手での支持、座位保持装置などが含まれる。
評価は「座位を保持できるか」に限定し、「仰臥位から座位に移行できるか」は関係ない。
体幹変形(尖足・亀背など)の有無は問わない。
ベッド背あげで評価する場合、角度はおよそ60度以上を目安とする。
➡ まとめ:「座位姿勢を維持できるか」で判断し、支えの有無を基準に区分する。













