目次
- 1 看護必要度A項目テスト演習問題
- 2 看護必要度A項目テスト問題の解答と解説
- 2.1 1 「創傷処置」の解答と解説
- 2.2 2 「呼吸ケア」の解答と解説
- 2.3 3 点滴ライン同時3本以上の管理の解答と解説
- 2.4 4 心電図モニターの管理の解答と解説
- 2.5 5 シリンジポンプの管理の解答と解説
- 2.6 6 輸血や血液製剤の管理の解答と解説
- 2.7 7 専門的な治療・処置の解答と解説
- 2.7.1 専門的な治療・処置(抗悪性腫瘍剤の使用)の問題①の解答と解説
- 2.7.2 専門的な治療・処置(抗悪性腫瘍剤の内服の管理)の問題②の解答と解説
- 2.7.3 専門的な治療・処置(麻薬注射薬の使用)の問題③の解答と解説
- 2.7.4 専門的な治療・処置(麻薬の内服・貼付の管理)の問題④の解答と解説
- 2.7.5 専門的な治療・処置(放射線治療)の問題⑤の解答と解説
- 2.7.6 専門的な治療・処置(免疫抑制剤の管理)の問題⑥の解答と解説
- 2.7.7 専門的な治療・処置(昇圧剤の使用)の問題⑦の解答と解説
- 2.7.8 専門的な治療・処置(抗不整脈剤の使用)の問題⑧の解答と解説
- 2.7.9 専門的な治療・処置(抗血栓塞栓薬の持続点滴の使用)の問題⑨の解答と解説
- 2.7.10 専門的な治療・処置の問題⑩の解答と解説
- 2.8 8 救急搬送後の入院の解答と解説
看護必要度A項目テスト演習問題
1 「創傷処置」の問題
「創傷処置」の問題①
Q1:創傷処置の評価では「褥瘡」の有無に関係なく、みな一律に評価する。
①「正しい」
②「誤り」
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「創傷処置」の問題②
「創傷処置」の問題③
2 「呼吸ケア」の問題
「呼吸ケア」の問題①
Q4:喀痰の吸引のみをした場合も「呼吸ケア」の評価対象となる。
①「正しい」
②「誤り」
→ 解答と解説へ
「呼吸ケア」の問題②
Q5:人工呼吸器の種類や設定内容、あるいは気道確保の方法については問わないが、看護師等が、患者の人工呼吸器の装着状態の確認、換気状況の確認、機器の作動確認等の管理を実施している必要がある。
①「正しい」
②「誤り」
→ 解答と解説へ
「呼吸ケア」の問題③
Q6:呼吸ケアにおける時間の長さや回数は問わない。酸素吸入の方法は問わない。
①「正しい」
②「誤り」
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3 点滴ライン同時3本以上の管理の問題
点滴ライン同時3本以上の管理の問題①
Q7:施行の回数や時間の長さ、注射針の刺入個所の数によって評価の判断は違う。
①「正しい」
②「誤り」
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点滴ライン同時3本以上の管理の問題②
Q8:2つのボトルを連結管で連結させて1つのルートで滴下した場合は、点滴ラインは1つとして数える。
①「正しい」
②「誤り」
→ 解答と解説へ
点滴ライン同時3本以上の管理の問題③
Q9:点滴ラインを利用して、側管から持続的に点滴する場合は数えるが、手動で注射を実施した場合は、持続的に使用しているといえないため本数に数えない。
①「正しい」
②「誤り」
→ 解答と解説へ
4 心電図モニターの管理の問題
心電図モニターの管理の問題①
Q10:心電図の機器の設置・準備・後片付けも評価に含める。
①「正しい」
②「誤り」
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心電図モニターの管理の問題②
Q11:心電図の誘導の種類や心電図の誘導法の種類は問わない。
①「正しい」
②「誤り」
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心電図モニターの管理の問題③
Q12:心電図の機器による自動的な記録のみの場合も心電図モニターの管理の対象に含める。
①「正しい」
②「誤り」
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5 シリンジポンプの管理の問題
シリンジポンプの管理の問題①
Q13:末梢静脈・中心静脈・硬膜外・動脈・皮下に対して、静脈注射・輸液・輸血・血液製剤・薬液の微量持続注入をシリンジポンプにセットしていても、作動させていない場合には使用していないものとする。
①「正しい」
②「誤り」
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シリンジポンプの管理の問題②
Q14:携帯用のシリンジポンプは管理の対象に含めない。
①「正しい」
②「誤り」
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シリンジポンプの管理の問題③
Q15:PCA(自己調節鎮痛法)によるシリンジポンプは、看護師等が投与時間と投与量の両方の管理を行い、持続的に注入している場合のみ含める。
①「正しい」
②「誤り」
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6 輸血や血液製剤の管理の問題
輸血や血液製剤の管理の問題①
Q16:輸血や血液製剤の管理は、輸血(全血、濃厚赤血球、新鮮凍結血漿等)や血液製剤(アルブミン製剤等)の投与について、血管を通して行った場合、その投与後の状況を看護師等が管理した場合に評価する項目である。
①「正しい」
②「誤り」
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輸血や血液製剤の管理の問題②
Q17:腹膜透析や血液透析は輸血や血液製剤の管理も評価対象に含める。
①「正しい」
②「誤り」
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輸血や血液製剤の管理の問題③
Q18:自己血輸血、腹水を濾過して輸血する場合は評価対象に含めない。
①「正しい」
②「誤り」
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7 専門的な治療・処置の問題
専門的な治療・処置(抗悪性腫瘍剤の使用)の問題①
Q19:抗悪性腫瘍剤を投与した当日も休薬中も評価対象に含める。
①「正しい」
②「誤り」
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専門的な治療・処置(抗悪性腫瘍剤の内服の管理)の問題②
Q20:当該病棟の看護師等により、予め薬剤の使用に関する指導を実施した上で、内服確認及び内服後の副作用の観察をしていれば含めるが、看護師等が単に与薬のみを実施した場合は含めない。
①「正しい」
②「誤り」
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専門的な治療・処置(麻薬注射薬の使用)の問題③
Q21:注射薬の投与の方法は、静脈内、皮下、硬膜外、くも膜下を対象に含める。
①「正しい」
②「誤り」
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専門的な治療・処置(麻薬の内服・貼付の管理)の問題④
Q22:患者が内服、貼付、坐剤の自己管理をしている場合、計画に基づく内服確認、内服後の副作用の観察をしても評価には含めない。
①「正しい」
②「誤り」
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専門的な治療・処置(放射線治療)の問題⑤
Q23:管理入院により、継続して内部照射を行なっている場合には評価の対象に含めない。
①「正しい」
②「誤り」
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専門的な治療・処置(免疫抑制剤の管理)の問題⑥
Q24:免疫抑制剤の管理は注射剤のみを対象とし、内服を対象外とする。
①「正しい」
②「誤り」
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専門的な治療・処置(昇圧剤の使用)の問題⑦
Q25:薬剤が昇圧剤として用いられる場合も、目的外に使用された場合も評価の対象に含める。
①「正しい」
②「誤り」
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専門的な治療・処置(抗不整脈剤の使用)の問題⑧
Q26:精神安定剤等を不整脈の抑制目的として使用した場合でも評価対象に含まれる。
①「正しい」
②「誤り」
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専門的な治療・処置(抗血栓塞栓薬の持続点滴の使用)の問題⑨
Q27:点滴ラインが設置されていても常時ロックされている場合は含めない。
①「正しい」
②「誤り」
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専門的な治療・処置の問題⑩
Q28:血尿がある場合は、血尿の状況を管理する場合に限り評価できる。
①「正しい」
②「誤り」
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8 救急搬送後の入院の問題
救急搬送後の入院の問題①
Q29:救急用の自動車又は救急医療用ヘリコプター以外により搬送され入院した場合でも評価対象に含まれる。
①「正しい」
②「誤り」
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救急搬送後の入院の問題②
Q30:救急搬送後の患者が、直接、評価対象病院に入院した場合のみを評価の対象とする。
①「正しい」
②「誤り」
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救急搬送後の入院の問題③
Q31:救命救急病棟、ICU等の治療室にいったん入院した場合は、評価の対象に含めない。ただし手術室を経由して評価対象病棟に入院した場合は評価の対象に含める。
①「正しい」
②「誤り」
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看護必要度A項目テスト問題の解答と解説
1 「創傷処置」の解答と解説
「創傷処置」の問題①の解答と解説
Q1の答え
② 「誤り」
解説
褥瘡がある場合と無い場合は評価が異なる。
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「創傷処置」の問題②の解答と解説
Q2の答え
② 「誤り」
解説
診察、観察だけの場合やガーゼを剥がすだけの場合は評価に含めない。
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「創傷処置」の問題③の解答と解説
Q3の答え
② 「誤り」
解説
必要度の評価対象となる褥瘡とは、NPUAP 分類Ⅱ度以上又は DESIGN-R 分類 d2 以上の状態をいう。この状態に達していないものは、褥瘡処置の対象に含めない。
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2 「呼吸ケア」の解答と解説
「呼吸ケア」の問題①の解答と解説
Q4の答え
② 「誤り」
解説
喀痰の吸引のみの場合は呼吸ケアの対象に含めない。
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「呼吸ケア」の問題②の解答と解説
Q5の答え
① 「正しい」
解説
人工呼吸器の種類や設定内容、あるいは気道確保の方法については問わないが、看護師等が、患者の人工呼吸器の装着状態の確認、換気状況の確認、機器の作動確認等の管理を実施している必要がある。
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「呼吸ケア」の問題③の解答と解説
Q6の答え
① 「正しい」
解説
必要度の評価においては呼吸ケアにおける時間の長さや回数、酸素吸入の方法は問わない。
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3 点滴ライン同時3本以上の管理の解答と解説
点滴ライン同時3本以上の管理の問題①の解答と解説
Q7の答え
② 「誤り」
解説
施行の回数や時間の長さ、注射針の刺入個所の数は問わない。
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点滴ライン同時3本以上の管理の問題②の解答と解説
Q8の答え
① 「正しい」
解説
2つのボトルを連結管で連結させて1つのルートで滴下した場合は、点滴ラインは1つとして数える。1 カ所に刺入されていても三方活栓等のコネクターで接続された点滴ラインは本数に数える。
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点滴ライン同時3本以上の管理の問題③の解答と解説
Q9の答え
① 「正しい」
解説
点滴ラインを利用して、側管から持続的に点滴する場合は数えるが、手動で注射を実施した場合は、持続的に使用しているといえないため本数に数えない。
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4 心電図モニターの管理の解答と解説
心電図モニターの管理の問題①の解答と解説
Q10の答え
② 「誤り」
解説
機器の設置・準備・後片付けは含めない。
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心電図モニターの管理の問題②の解答と解説
Q11の答え
① 「正しい」
解説
心電図の誘導の種類や心電図の誘導法の種類は問わない。
心電図モニターの管理の問題③の解答と解説
Q12の答え
② 「誤り」
解説
心電図の機器による自動的な記録のみの場合は心電図モニターの管理の対象に含めない。
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5 シリンジポンプの管理の解答と解説
シリンジポンプの管理の問題①の解答と解説
Q13の答え
① 「正しい」
解説
末梢静脈・中心静脈・硬膜外・動脈・皮下に対して、静脈注射・輸液・輸血・血液製剤・薬液の微量持続注入をシリンジポンプにセットしていても、作動させていない場合には使用していないものとする。
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シリンジポンプの管理の問題②の解答と解説
Q14の答え
② 「誤り」
解説
携帯用のシリンジポンプは管理の対象に含める。
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シリンジポンプの管理の問題③の解答と解説
Q15の答え
① 「正しい」
解説
PCA(自己調節鎮痛法)によるシリンジポンプは、看護師等が投与時間と投与量の両方の管理を行い、持続的に注入している場合のみ含める。
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6 輸血や血液製剤の管理の解答と解説
輸血や血液製剤の管理の問題①の解答と解説
Q16の答え
① 「正しい」
解説
輸血や血液製剤の管理は、輸血(全血、濃厚赤血球、新鮮凍結血漿等)や血液製剤(アルブミン製剤等)の投与について、血管を通して行った場合、その投与後の状況を看護師等が管理した場合に評価する項目である。
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輸血や血液製剤の管理の問題②の解答と解説
Q17の答え
② 「誤り」
解説
腹膜透析や血液透析は輸血や血液製剤の管理の対象に含めない。
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輸血や血液製剤の管理の問題③の解答と解説
Q18の答え
② 「誤り」
解説
自己血輸血、腹水を濾過して輸血する場合は含める。
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7 専門的な治療・処置の解答と解説
専門的な治療・処置(抗悪性腫瘍剤の使用)の問題①の解答と解説
Q19の答え
② 「誤り」
解説
抗悪性腫瘍剤を投与した当日のみを対象に含めるが、休薬中は含めない。
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専門的な治療・処置(抗悪性腫瘍剤の内服の管理)の問題②の解答と解説
Q20の答え
① 「正しい」
解説
当該病棟の看護師等により、予め薬剤の使用に関する指導を実施した上で、内服確認及び内服後の副作用の観察をしていれば含めるが、看護師等が単に与薬のみを実施した場合は含めない。
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専門的な治療・処置(麻薬注射薬の使用)の問題③の解答と解説
Q21の答え
① 「正しい」
解説
注射薬の投与の方法は、静脈内、皮下、硬膜外、くも膜下を対象に含める。
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専門的な治療・処置(麻薬の内服・貼付の管理)の問題④の解答と解説
Q22の答え
② 「誤り」
解説
患者が内服の自己管理をしている場合であっても、計画に基づく内服確認、内服後の副作用の観察を行っていれば含める。
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専門的な治療・処置(放射線治療)の問題⑤の解答と解説
Q23の答え
② 「誤り」
解説
管理入院により、継続して内部照射を行なっている場合は、治療期間を通して評価の対象に含める。
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専門的な治療・処置(免疫抑制剤の管理)の問題⑥の解答と解説
Q24の答え
① 「正しい」
解説
2020年の改定で免疫抑制剤の管理は注射剤のみを対象とし、内服を対象外にすることになりました。
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専門的な治療・処置(昇圧剤の使用)の問題⑦の解答と解説
Q25の答え
② 「誤り」
解説
薬剤が昇圧剤として用いられる場合に限り含め、目的外に使用された場合は含めない。
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専門的な治療・処置(抗不整脈剤の使用)の問題⑧の解答と解説
Q26の答え
②「誤り」
解説
精神安定剤等を不整脈の抑制目的として使用した場合も含めない。
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専門的な治療・処置(抗血栓塞栓薬の持続点滴の使用)の問題⑨の解答と解説
Q27の答え
① 「正しい」
解説
点滴ラインが設置されていても常時ロックされている場合は含めない。
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専門的な治療・処置の問題⑩の解答と解説
Q28の答え
① 「正しい」
解説
血尿がある場合は、血尿の状況を管理する場合に限り評価できる。
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8 救急搬送後の入院の解答と解説
救急搬送後の入院の問題①の解答と解説
Q29の答え
② 「誤り」
解説
救急用の自動車又は救急医療用ヘリコプターにより搬送され入院した場合をいう。
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救急搬送後の入院の問題②の解答と解説
Q30の答え
② 「正しい」
解説
救急搬送後の患者が、直接、評価対象病院に入院した場合のみを評価の対象とする。
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救急搬送後の入院の問題③の解答と解説
Q31の答え
① 「正しい」
解説
救命救急病棟、ICU等の治療室にいったん入院した場合は、評価の対象に含めない。ただし手術室を経由して評価対象病棟に入院した場合は評価の対象に含める。
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